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ブランド品を見栄で買っているのか、本当に欲しいのかわからなくなったら?

「私はブランド品を見栄で買っているのか、本当に欲しいのか、わからなくなる時があります。」

と話してくれた人がいました。彼女はその違いをどうやって見分けたらいいか、どう判断したらいいのかが知りたいと言うのです。

ブランド品が欲しくなる時ってあると思うのです。見栄というのも多少はあると思います。それは悪いことではないと思います。そんな時もあってもいいと思います。

でも、それが過剰になってきて、本当に欲しいのかもわからないまま、ただお金ばかり使うようになるとちょっと考えた方が良いのかも知れませんね。

ブランド品と見栄の心理

ブランド品が欲しくなる理由というのは様々だと思います。

でも見栄を張ってブランド品が欲しくなる心理ということだけで考えた場合、「自分の足りないものを補うため」という理由(心理)が多いと思うのです。

「間接的自己呈示」という難しい言葉もありますが、簡単に言うと、ブランド品など高くてなかなか一般的には手を出せない高額な品を身に付けていることで、自分を「自分が思っている自分以上に」見せようとしてしまうということもあります。

これは自慢してしまう時の心理にも似ています。

学歴を自慢してしまう時は、本当は今の自分に自信がなかったり、自分の学歴そのものに自信が持てていない時だったりします。

仕事である程度成功を収めた時に、それまで興味がなかったベンツを買いたくなるのは、自分は成功したのだということを周りに認めて欲しいという心理が働いていることもあります。

同時に、認めてもらうことで自分が感じている不安を打ち消そうとしている時でもあるかも知れません。

優越感と劣等感

例えば、ロレックスの時計。精度や防水性、頑丈さ、メンテナンスのことを考えてもやはりよい時計だと思います。

でもそれを買う本当の理由が、ロレックスをつけることで、自分の人間としての価値を高めるような気がしたり、他人に対して優越感を感じるから、ということもあります。

それが理由でまた他のブランド品が欲しくなることがあります。

それはどこかで劣等感がそうさせるのかも知れません。

ありのままの自分ではいられないから何かを身に付けて、何かを所有することで、人に認めてもらい、自分の価値を確認しようとしてしまうのかも知れません。

でも、ブランド品への欲を抑えきれない本当の原因は、ありのままの自分を受け入れられていない自分にあるのだとしたら、いくら、他人に認めてもらっても、本当の問題はいつまで経っても解決せず、何を持っていても、何を買っても、いつもどこかで劣等感と闘いながら生きていかなくてはいけないのではないでしょうか。

勿論、劣等感を克服する、ありのままの自分を受け入れることは簡単なことではないと私もよくわかります。

でも、そこに向かい合わなければ、いつまでもブランド品に依存してゆくことになると思うのです。

本当に欲しいのかは簡単にわかる?

さて、買うか買わないか?これは本当に欲しいのだろうか?それとも、これはブランド品に依存しようとしているだけなのかというのを見分ける方法があります。

それは、無人島にそれを持っていきたいかどうか?と考えることです。その島には自分しかいません。もう誰とも会うこともありません。

一人だけの世界だとしたら、これを買うだろうか?

そう考えると、それが本当に欲しいのか、それとも、それはブランド品への依存から欲しいだけなのか?がわかるように思います。

ブランド品への依存だった場合は、必ず他人が絡んできます。

例えば、BMWが欲しい!と思ったとします。そんな時は、「これ、この世界に自分だけだったとしたら、それでも高いお金を出してまで乗りたい車だろうか?」と考えます。

それでそうは思わなかったらやめる。いや、それでも乗りたい!この乗り心地が素晴らしい!とか思うのであれば、買うという判断方法です。

でも、ブランド品が欲しくなることもあって当然だと思うです。

まったく他人が関係なくなってしまうのも社会生活を送る上では問題だったりもしますから。

人にいいとこ見せたい。そんな時もやっぱりあります。

だから、そんな自分も適度に許してもいいのかなと思います。

ただ、ブランド品に依存してしまうほどになった時にはやはり、何故ブランド品が欲しいのだろうかと考えてみる必要はあるのかも知れませんね。