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将来への不安を和らげるには?

将来への不安。

それはなかなか消えることのない問題で、一度それを感じてしまうと、不安が不安をよんで、とても苦しい気持ちになることがあります。

何故、将来に不安を感じてしまうのか?

それは「見えないから」だと思うのです。人は見えないものに対して怖さを感じたり、不安を感じたりします。お化け屋敷が怖いのと、ちょっとだけ似ているのかも知れません。

それは誰もが持っているもの

将来への不安を全く持っていないという方は恐らくいないと思います。ただ、その不安の大きさが違うだけで。

大きな不安を持っている人とそうでない人の違いですが、いくつかの明らかな違いがあります。

その1つ目は、大きな不安を抱えて悩まれている方は、その不安をどうにかしようとされていることが多いという点です。

不安を何とか回避したい、どうにかして排除したい、そうやって頑張れば頑張るほどに不安というものは大きくなってゆく性質があります。

不安とは、本来、自分を守ってくれようと一生懸命に働く自分の味方です。

不安を感じるから、危険に備えることができます。鍵をかけたかな、ガスの元栓は大丈夫かな?そんな風に不安に思うからこそ、鍵をかけるのを忘れずに済んだり、ガスの元栓を閉めたりするのを忘れずに済みます。

もし、不安がゼロになってしまったら、大変です。それはとっても危険で、とても安全になんて暮らせなくなってしまいます。

将来への不安というものも、実は悪いことばかりではなくて、不安は一生懸命自分に働きかけて、将来のために備えた方がいい、今、これをやった方がいい、そう教えてくれているのだと思うのです。

今できることに意識を向けて、動き出す

2つ目の違いですが、将来への不安が少ない人というのは、その不安を受け入れた上で、今できることに意識を向けていることが多いようです。

勿論、不安は消えてなくなったりはしません。

でも、不安は自分に備えた方がいいよ、忘れないようにした方がいいよと教えてくれるのが役割なので、それを「わかった。じゃあ、そうするよ」という風に受け入れて、行動に出ると不安は、自分の役割が終わったので、大人しくしてくれます。

でも、不安を感じている時ってとても、嫌な感覚というか、何とかしたい、何とかこの嫌な感じを振り払いたいって思ってしまうものだと思います。

だから、不安を消そうとしたり、忘れようとしたりしてしまいます。

でも、それをやってしまうと、不安はむしろ、自分を役割が果たせないことでもっともっと不安をあおってきます。

本当は逆のことをすればよいのです。

つまり、不安は嫌な感覚だけど、それをサインだと思って受け入れてみる。不安をゼロにしようとしない、不安を受け入れて、今、自分ができることは何だろう?と考えてみること。

そして、今できることをやってみる。

そうやって行動に出た時、不安はおさまってゆくと思います。

不安は実は自分の味方だった。

そう思えた時、不安と仲良くやってゆくことができるものだと思います。