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むかつく一言に言い返したいと思ってしまったら?

人に言われた一言に後になってむかついてくることがあるかも知れません。勿論、その場で頭に来たりすることもあると思います。

相手は何の気なしに言った一言でも、意地悪な言葉に感じてしまったり、その思いやりのなさ、常識のなさというか、そういうものが許せなかったり。

そして、後になるほど、イライラしてきて、家に帰ってから思い出しては、ぎゃふんと言わせるにはどうしたらいいか?相手に言い返す方法はないか?どうやったら、相手を一発で黙らせることができるかばかりを考えてしまったり。

でも、そうやって考えれば考えるほど、自分がイライラしてゆくものです。

言い返す方法を考えても自分は楽にならないのだと思うのです。

相手をわからせてやろうという気持ち

相手をわからせてやろう、そういう気持ちになってしまうこともあるかも知れません。そして、そう思うことがイライラの原因になることがあります。

わからせてやろうというのは、相手を変えてやろうということであり、相手を諦めていないことになります。でも、人はそう簡単に変わるものではないし、大抵の人は変わらない。

相手は変わらないのに、諦められないことが怒りの原因だと思うのです。

ところが、怒りというのは簡単にスッとなくなることがあります。それは「手放した時」です。

何を手放した時かというと、執着していたものを手放した時です。この場合、相手にわからせてやろう、というのは1つの執着ですが、これを手放した時、嘘のように怒りが消えてなくなります。

自分を軽く扱った相手を黙らせてやりたい

この手放すことで怒りが消えたという例があります。

「友人から言われた何気ない一言がむかついて、むかついて仕方がなかったんです。」

という方がいました。この友人の方は何気なく言った一言なのでしょうが、それがこの方が気にしていることだったので、むかついてしまったのです。

自分が気にしていて、大事にしていることを何にもないことのように、軽く扱われた、つまり、自分を軽く扱われたような、馬鹿にされたような気持ちになってしまったのです。

それでその方は次に会った時はその友人に何と言って言い返してやろうか、どうやったら一発で黙らせてやることができるだろうか、どうやったら、思い知らせてやることができるだろうかばかりを考えていたそうです。

しかし、怒りはどんどんたまっていった。次に会った時は言い返しても、また、別の一言が気になってしまったそうです。1つ気になると、また別のことが気になることがあります。

これはきりがないように思うのです。

どうやって、怒りを手放したか?

さて、この彼はどうやって怒りを手放したのでしょう?

彼のこの友人は彼にとっては数少ない仲の良い友人でしたが、今はお休みの期間だと思って、付き合うことをやめることにしたそうです。

別に絶交する必要はないと思うのです。ちょっと時間を空けてみたり、距離をとってみたり。そういった距離感というのは人間関係ではとても大切なものかも知れません。

そうやって、少し距離をとると見えてくることが沢山あります。また、そうすることで相手を諦めることができるかも知れません。

わからせてやりたい、言い返したい。それは相手を諦めていないからだと思うのです。その気持ちを手放して、相手をそういう人なのだと諦めてしまうことで怒りというのは簡単に消えてゆくようです。