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怒りの鎮め方、怒りを感じる人、感じない人の本当の違いは?

その場で湧き上がってきた怒りというのは瞬間的な力があります。でもそれは「瞬間的でしか」ありませんから、まずは時間をあけることだと思います。

すると怒りはおさまります。

ですから、やり方としてはまずその場を離れることです。その場にいて、どうにかしてこの感情を押さえ込もうと思っても非常に難しいですし、やるだけ無駄だったりします。

それに、そうやって無理に感情をその場で押し殺そうとしてしまったために、日頃から何かあるとイライラしてしまうようになったりもしますから。

その場でわいてきた怒りというのは、一瞬の出来事ではあるのですが、実はそこにいたるまでにはある程度過程があるものです。

カッとなってしまうまでの過程とは?

もう感情が抑えきれなくなって、カッとなってしまうまでに何があると言うのでしょうか?
そこまでには、

出来事 → 感情

ではなくて、

出来事 → 考え方・捉え方 → 感情

という過程になります。例えば、以前NHKの番組で怒りの特集をやっていたのですが、そこでは被験者達を偽の実験のために喫茶店で待ってもらうということをしました。

自分の出番を待つ間その喫茶店で待たされるのですが、そのお店のウェイトレスが最悪なのです。(これも実験のうちです)注文を間違えたり、なんだかんだでとにかくイライラさせるようにしてくるのです。

被験者達はそんなことは知りませんから、何なんだこのウェイトレスは!とイライラしてしまうのです。

でもその中でそれほどイライラせずに済んだ人がいました。この人はどうして、いからずに済んだのでしょうか?

その人がとった方法はこれ

実はそのたいしてイライラせずに済んだ人も最初の出来事のところでは他の被験者達と同じように、「何なんだ、この人は」と少しイライラしていたのです。

その後、他の被験者達のイライラはどんどん増していったのに対して、この人のイライラはおさまっていきました。

この人は最初はイライラとしたのですが、その後にあることを考えています。それは、「私はこの喫茶店で順番待ちをしているだけだ、コーヒーを飲むことが目的じゃない。」と考えたのです。

つまり、出来事 → 考え方・捉え方 → 感情 

の部分の考え方・捉え方の部分ですね。

この考え方の部分で、「この人は何なんだ。ウェイトレスならしっかり注文をとるのが当たり前じゃないか。客にこの態度は何なんだ。」という考え方をした場合は怒りがわいてきます。

ですから、何か出来事があっても、考え方の部分をコントロールしてあげることで、その後に続く感情の部分も間接的にコントロールできる、というわけです。

怒りなど感情を直接コントロールするのは難しいですが、その前の部分であれば、コントロールができると思います。